貴族社会を成り上がる「八男って、それはないでしょう!」(小説家になろう)
「小説家になろう」で人気の作品を紹介します。今回は「八男って、それはないでしょう!」です。
「八男って、それはないでしょう!」の概要
タイトル :八男って、それはないでしょう!
作者 :Y.A
連載開始日 :2013年6月1日
完結or未完 :完結
なろうリンク:https://ncode.syosetu.com/n8802bq/
「八男って、それはないでしょう!」のあらすじ
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏貴族の八男という、存在意義さえ怪しい子供に憑依した彼は、幸いにも魔法の才能があったので早くに自立しようと我が道を進む。家門と領地継承も、内政無双も経験が無いから無理。魔法で金を稼いで、自由に生きて何が悪いというのか。まあ、結局人の営みで発生する柵(しがらみ)からは逃れられないのはこの世の常として。これは、そんな若造ヴェンデリン・フォン・ベンノ・バウマイスターの世界なんて救わないお話である。
「八男って、それはないでしょう!」の感想
よくある異世界転生チートハーレム系のストーリーですが、この作品は貴族社会の描写が秀逸でした。単純に爵位を貰って偉くなりました!だけではなく、それに伴う人間関係等のしがらみや領地運営などをきちんと書いています。
また、貴族の八男という貴族と呼ぶのも怪しい微妙な立場に転生するところから始まり、師匠と出合い修行を付けてもらい、徐々に実力が評価されていくという、まさに王道のような成り上がり展開は爽快でした。ただ割と早い段階で成り上がるため、後半の失速感が否めませんでした。
それとハーレムし過ぎてる点が少し気になりました。異世界ハーレムは基本的に嫌いではないのですが、もう少し納得感というか必然性のあるハーレム作りをしてほしかったと思います。
「八男って、それはないでしょう!」の口コミ
「八男って、それはないでしょう!」を読む・見る
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