私的おすすめなろう作品紹介②「セブンス」のあらすじと感想(小説家になろう)
私が実際に読んで面白かった「小説家になろう」作品を紹介したいと思います。
第2回目は「セブンス」です。
「セブンス」の概要
タイトル :セブンス
作者 :三嶋 与夢
連載開始日:2014年12月28日
完結or未完:完結
リンク :https://ncode.syosetu.com/n3250cl/
「セブンス」のあらすじ
ライエル・ウォルトは伯爵家であるウォルト家の嫡子であった。だが、完璧である妹のセレス・ウォルトとの勝負に負けて廃嫡。完膚なきまでに打ちのめされ、心を折られた状態で家を追い出されてしまう。そんなライエルが家を出る前に手に入れたのは【青い宝玉】だった。宝玉には歴代当主たちの【スキル】そして【本人たちの生前の記憶】が保管されていた。記憶として宝玉内で蘇ったウォルト家のご先祖様、その数はなんと七人! 頼りになるご先祖様たちの意見を聞き、ライエルの物語が始まる!……とは、ならず、七人もいれば価値観も違えば、当然意見も違う。ライエルに対しても罵声は当たり前。情けないと呆れる始末。ライエルはそんな七人の記憶が封じられた宝玉を手に、再び立ち上がる事が出来るのか?
七人のご先祖様と共に戦う冒険ファンタジー、ここに開幕!
「セブンス」の感想
なろう作品で多い行き当たりばったりの展開ではなく、最初からゴールが決まっていて、そこに向かって物語が展開されていきます。最初は貴族の家を追い出され、幼馴染の女の子に頼り切りのダメダメ主人公でしたが、物語が進むにつれて仲間が増え、ご先祖様に鍛えられて成長していきます。
主人公の成長の様子をしっかり書いているため、物語序盤のダメダメ主人公に見切りをつけ読むのをやめてしまう人もいるようですが、ぜひ読み続けて頂きたいです。ダメダメ主人公だったからこその成長具合に後半面白さが加速します。また、各章に散りばめれられたギャグとシリアスのバランスが絶妙で、何度も笑い、何度も泣かされました。
ハーレム要素が強めで苦手な人もいるかもしれませんが、一般的なイチャイチャハーレムではなくドロドロの後宮のようなリアルなハーレムを築きます。そんなヒロインたちと主人公の関係もこの作品の魅力の1つです。
「セブンス」なろう版の口コミ
「セブンス」を読む
「セブンス」は書籍化しています。下記リンクより無料で試し読みできるので、ぜひ見てみてください。