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私的おすすめなろう作品紹介①「ラピスの心臓」のあらすじと感想(小説家になろう)

小説家になろう」で面白い作品を読みたいけど、作品数が多すぎて探すのが難しかったりしますよね。

そこで、私が実際に読んで面白かった「小説家になろう」作品を紹介したいと思います。

第1回目は「ラピスの心臓」です。

  

「ラピスの心臓」の概要

タイトル  :ラピスの心臓

作者    :おぽっさむ

連載開始日 :2011年3月6日

完結or未完 :未完

なろうリンク:https://ncode.syosetu.com/n4006r/

 

「ラピスの心臓」のあらすじ

狂鬼と呼ばれる凶暴な生き物でひしめき合う、灰色の森で覆われた世界。孤児として独りぼっちで生きる主人公のシュオウは、生まれながらの優れた動体視力を見込まれて、偶然の出会いを果たした凄腕の刺客に拾われる。十二年後、様々な知識や技術を習得したシュオウは、見聞を広めるために旅にでる。才に溢れるシュオウは、様々な出会いや経験を経て、着実に上への階段を昇っていくことになる。天井知らずの立身出世ファンタジーはここから始まる。

出典:https://ncode.syosetu.com/n4006r/

 

「ラピスの心臓」の感想

この作品は本当に面白いです!私はなろう作品の中で一番を聞かれたら、間違いなくこの作品だと答えます。 いい意味でなろうっぽくない作品で、ファンタジーですが転生系でもステータスが存在する世界でもなく、ゴブリンやオークといったおなじみのモンスターも出てきません。

独特の世界観が展開されており、「狂鬼」と呼ばれるバケモノによって人間の住処が一部に追いやられた世界が舞台となっています。そんな世界で孤児だった主人公が理不尽に立ち向かい、成長し、成り上がっていく様子に読んでいてワクワクが止まりませんでした。

 ただ1点、更新速度が非常に遅いことだけが難点です。なんとかエタらずに続いている状況で、ぜひこのまま、できれば更新速度を上げて完結まで頑張って頂きたいです。

私的おすすめポイント 
  • オリジナリティー溢れる世界観
  • 緻密に練られたストーリー
  • 良い意味でのなろうらしくなさ

 

「ラピスの心臓」なろう版の口コミ

良い評価 
  • 現在の小説家になろうにある上位作品の中では、異端とも言える作品です。特に各章ごとの主人公の魅せ場は素晴らしく、何度読んでもその構成には驚かされます。周りのキャラクターが主人公が格好良いと言うからではなく、読んでいる私たち自身が作者様の技量によって主人公が格好良いと感じてしまう、そんな描写で作られた作品です。
  • 独自の世界観があるが、描写が素晴らしく、世界を想像することが容易に出来ます。主人公の価値観等にも一本芯のある部分が見受けられ、読者を納得させる説得力のある描写がこの作品を面白くしています。作風全体は少し暗い雰囲気がありますが、終盤で待ち受ける伏線の回収にわくわくが止まらなくなる作品です。

  • 話の持っていき方が、大変丁寧であり分かりやすい。主人公の行動、まわりの反応。キャラの心情変化も納得できる説明がされている。

 

悪い評価
  • 主人公の目的意識が分からない。
  • 更新が遅い。

  

「ラピスの心臓」を読む

 「ラピスの心臓」は書籍化していますが、電子書籍にはなっていないようです。